2016年

9月

14日

9月号の会報を発行しました。

 先月は夏休みをいただき、ふた月ぶりの会報発行となりました。第152号となります今号では、巻頭特集として724日におこなわれました境川クリーンアップ作戦について、実行委員長を務めた山口平太郎会員より寄稿をいただくことができました。また桜美林大学地域・社会連携室の福原信広課長より、2009年からの桜美林大学の参加の軌跡について、ご寄稿いただきました。

 今号の本紙後半は、鶴川自然友の会の代表である中野進先生へのインタビュー取材から編集部による特集記事を組みました。このように今号は、町田市の環境保護の市民活動の過去と現在をつなぐ紙面となりました。町田市の市民活動の厚みがあればこそ可能になった今号です。関係のみなさまに厚く御礼を申し上げます。

(町田まちづくり市民会議会報『まちづくりの環』20071月号掲載)

 

今年は設立10周年1997~)

副議長 岩 次 

「町田まちづくり市民会議」がスタートしたのは、199711月。今年は10年目です。

当会の設立目的は、町田市が、史上初めて策定する都市計画マスタープランに、市民意見を提出することでした。従来の都市計画は、都や国が決めることでしたが、1992年の法改正により、市町村に権限がおろされ、現行の「町田市都市計画マスタープラン」も、町田市自身が、はじめて計画したものです(1999年6月施行)。

この計画に当っては、住民意見の反映が義務づけられています。私たちの「町田まちづくり市民会議」は、この意見提言に向けて、1997年に新たに設立された市民団体です。この設立には、町田市からの働きかけにより、町田青年会議所、町田市民まちづくりネットワーク、日曜の会(1)の3団体が主力となり、多くの市民(約120名)が参集しました。

設立当初の12時間討論会を皮切りに、八つの部会(2)1年間それぞれ討議し、199810月、市民提案(57頁)にまとめて提出しました。

12時間討論会は、桜美林大学のご好意により教室を無償借用し、120名の市民が集い、多くの意見提言がありました。当日(98.1.15)は、大雪となったことから、やむを得ず6時間で打ち切り、後日(2.11)、更に6時間討論会が開催されました。受付、議事進行、飲み物・弁当の手配などご担当のご苦労が思い出されます。また、各部会は、1年間、それぞれの日程でそれぞれが10数回開催。無償の会場を求めて各団体・企業の方々にお世話になりました。印刷物などの資金提供も、各個人及び各団体からの出血提供でした。

このように、多くの市民が一堂に会し、団体を結成し、意見をまとめたことは、画期的な出来事でした。市民意見は、あまり市計画に反映されず残念な思いが残りました(一部意見は反映)。この貴重な市民意見を今後の市計画に反映実施していくためにも、当会の存続意見が沸きあがり、現在まで継続しているものです(一部に解散意見もありましたが)。

今日まで、市行政にも、大きな動きが見られます。これまでになかった交通担当、北部丘陵緑地保全担当、ごみ減量担当部門の新設等。特に「ごみゼロ市民会議」の設置は、今後の市民・行政協働のあり方を示唆するもので、おおいに期待されます。

あれから10年。社会情勢は変化しています。マスタープランも見直すべき時機にきています。市当局もここ1~2年のうちに、見直し作業着手を検討するとのことです。私たち市民も、これに向けて進むことが望まれます。

(1)日曜の会 =町田市在住都市計画専門家の団体、

(2)八つの部会=ごみ、水と緑、道路交通、福祉、教育文化、防災、産業、住環境の8部会